甘味(短編集)


「青木先輩!好きです!」


「……は??」


ある日のお昼休み。


晃くんと校舎とグランドの間にある日陰でお弁当。


そこそこ人通りはあるけれど、晃くんの友達とか、私の友達とか、限られた人しか声をかけてこない。


なのに……

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