一年後の再会
「夕食、どこか食べに行こうか?」



雅哉の言葉に、



「嬉しい!じゃあ、いつものお店に行こうよ」



と、真戸華はエプロンを外した。



「オーナー、出かけて来てもいいですか?」



「ああ。―――行っておいで」



高西は、何ともいえない表情で梢の後ろ姿を見送っていた。



どうして、こんなことになってしまったんだろう・・・・


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