トーク!トーク?



彼女のマシンガントークは、たまに迷惑に感じるが
感情をすべて出してくれるので分かりやすい。

迷惑に感じるときは、ケーキやアクセサリーとかの話のとき。
正直ついていけない。

「えー。しょうちゃん生クリーム苦手じゃん!食べれるの?もしかして挑戦とか!これでもし食べれるなら一緒にケーキバイキング行こうね?友達が最近ダイエット中で一緒に行ってくれないの。」

それから、話が180度それてなぜかオレの担任の先生の話をしているときにケーキが来た。

「お待たせいたしました。コーヒーと・・・」

その間、氷がすべて溶けた水を少し飲む宇吹。
あれだけ喋ればのどは渇くよな。

目の前のケーキにニコニコな宇吹をみる。幸せそうに微笑んで頬張った。


「あまー。おいしー。やっぱ、フルーツタルトおいし!イチゴとか、私大好きなんだよね~」

コーヒーをゆっくり口に含み、手も付けていないイチゴのショートケーキを宇吹に差し出す。


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