そばにいろ


「ごめんな…週2日しか会えなくて」

「ううん。楽しいからいいよ!」

「じゃあまた金曜日」


彼は笑顔で帰って行った。


早く金曜にならないかな〜


そう思っていた矢先だった

ピロリン

それは母からのメールだった。

「来週の月曜日には帰ります。」



分かってた。この日が来ることを…

でもどこかで信じないようにしてたんだ。このままお母さんは海外にずっといるんじゃないかって。
私はこのまま陸くんとずっと入れるんじゃないかって。。





やっぱり私みたいなやつが思い上がっちゃいけないんだ…

けど、彼には全て話したい。
陸くんは私の初めての友達だから。

このまま黙って離れるのは嫌だ。
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