お腹に宿った小さな命
彼の正体
「うん…そうだよね!
入院します」
「分かりました、とにかく今は安静に栄養は点滴で、食べれそうなものがあったらいつでも仰ってください」
「分かりました」
「あ~それと旦那さん
個室を用意したので、もしよろしければできるだけ奥さんのそばに居てあげてください
その方が体力も精神的にも安心すると思うので、ただし本当はご家族の方が泊まることは禁止されています
ですが、今回特別に上からのご指令ですので、
それでは失礼します
あとで病室にご案内します」
「はい…ありがとうございます!」
「上からのご指令って?」
「あ~それは、驚くと思うんだけど
ここの病院、俺の親が経営しているだよ
それと、俺らの勤務先の如月ホールディングスも親が経営してる」
「えっ?ん?」
「いや、ね黙ってたんだけど、俺の家お金持ちの部類に入るんだけど」
「うん、えっあちょっと待って!
病院も驚いたけど、私達の職場も!
えっでも名前違うよ?」
「如月はおふくろの旧姓
病院は親父が経営してて
会社はおふくろが経営してるから名前が違うんだよ」
「えー!そんな…すごいご両親なの!
私挨拶行かないと、」
「それは大丈夫!
前から結婚を前提に付き合いたい人がいるって話してたし
それに子供ができた時、親にちゃんと報告してる、親が安定期に入ったら一度家においでって言ってくれたから
中々…言う機会が掴めなくて、ごめん」
「あ~そうだったの!、よかったー!
てっきり親に反対されるから挨拶に行けないのかと、だから挨拶に行く話が話題に出なかったのかと思ってた」
「心配かけてごめん!
でも親はすげー喜んでくれてるよ!孫が出来るって!」
入院します」
「分かりました、とにかく今は安静に栄養は点滴で、食べれそうなものがあったらいつでも仰ってください」
「分かりました」
「あ~それと旦那さん
個室を用意したので、もしよろしければできるだけ奥さんのそばに居てあげてください
その方が体力も精神的にも安心すると思うので、ただし本当はご家族の方が泊まることは禁止されています
ですが、今回特別に上からのご指令ですので、
それでは失礼します
あとで病室にご案内します」
「はい…ありがとうございます!」
「上からのご指令って?」
「あ~それは、驚くと思うんだけど
ここの病院、俺の親が経営しているだよ
それと、俺らの勤務先の如月ホールディングスも親が経営してる」
「えっ?ん?」
「いや、ね黙ってたんだけど、俺の家お金持ちの部類に入るんだけど」
「うん、えっあちょっと待って!
病院も驚いたけど、私達の職場も!
えっでも名前違うよ?」
「如月はおふくろの旧姓
病院は親父が経営してて
会社はおふくろが経営してるから名前が違うんだよ」
「えー!そんな…すごいご両親なの!
私挨拶行かないと、」
「それは大丈夫!
前から結婚を前提に付き合いたい人がいるって話してたし
それに子供ができた時、親にちゃんと報告してる、親が安定期に入ったら一度家においでって言ってくれたから
中々…言う機会が掴めなくて、ごめん」
「あ~そうだったの!、よかったー!
てっきり親に反対されるから挨拶に行けないのかと、だから挨拶に行く話が話題に出なかったのかと思ってた」
「心配かけてごめん!
でも親はすげー喜んでくれてるよ!孫が出来るって!」