砂漠での甘い恋~女医は王子様に溺愛される~
それは、アムジャドの国だった。
「ああ……」
もしかして、アムジャドに会えるかもしれない。
私はそのまま引かれるように、留学の問い合わせ先に、足を運んだ。
「チラシを見て?」
「はい。まだ決まっていないのなら、行かせて貰えないでしょうか。」
「君、何年生?」
「3年生です。」
「3年生ね……」
すると担当の人は、難しい顔をした。
「留学って言っても、もっと経験がある人でないとね。」
私は焦った。
これじゃあ、アムジャドと会えない。
「大丈夫です。」
「行くところは、医療の発達してない地域なのね。学生が行くところじゃないの。」
「それでも私、行きます!」
「あのね。人の話聞いてる?」
担当の人も呆れている。
「私、どうしても行きたいんです。」
「ああ……」
もしかして、アムジャドに会えるかもしれない。
私はそのまま引かれるように、留学の問い合わせ先に、足を運んだ。
「チラシを見て?」
「はい。まだ決まっていないのなら、行かせて貰えないでしょうか。」
「君、何年生?」
「3年生です。」
「3年生ね……」
すると担当の人は、難しい顔をした。
「留学って言っても、もっと経験がある人でないとね。」
私は焦った。
これじゃあ、アムジャドと会えない。
「大丈夫です。」
「行くところは、医療の発達してない地域なのね。学生が行くところじゃないの。」
「それでも私、行きます!」
「あのね。人の話聞いてる?」
担当の人も呆れている。
「私、どうしても行きたいんです。」