砂漠での甘い恋~女医は王子様に溺愛される~
もう一度私達はキスすると、アムジャドの唇が、首筋にかかった。

「アムジャド……」

「避けないでくれ。もう抱きたくて、仕方ないんだ。」

服の下から、アムジャドの手が這い上がってくる。

「ああ……」

「チナ……」

すると外から、声が聞こえた。

「殿下、お食事の用意できました。」

「ああ。しばらくしたら行く。」

「かしこまりました。」

外の人の気配が消えた。

「行かなくていいの?」

「ああ。先にチナを味わってからだ。」

そして私は服を脱がされ、アムジャドの手に合わせて、体をくねらせた。

「あぁ……アムジャド……」

「次から次へと蜜が溢れてくるよ。」

耳元でそんな事を言われると、感じてくる。

「僕がいない間、浮気していなかった?」
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