砂漠での甘い恋~女医は王子様に溺愛される~
私は最初のポーズを決め、音楽に合わせて踊りだした。
始まったからには、サヘルに教えてもらった通りに踊るしかない。
でもその激しい踊りに、練習の時と同様に、ふらついてしまう。
するとジャミレトさん側の女中達の間から、クスクス笑い声が聞こえる。
ダメ。気になって、踊りどころじゃないよ。
ふとアムジャドを見ると、口パクで”頑張れ”と言っている。
私は小さく頷くと、サヘルの言う通り腰をくねらせ、アムジャドに挑戦的な視線を送った。
やがて音楽が終わり、慌てて決めのポーズをとる。
薄い拍手が送られ、私は頭を下げて、サヘルの元へ戻った。
「よく最後まで踊り切りました。」
「なんとかだよ。全然ダメだった。」
そして立ち替わり、ジャミレトさんが中央に立つ。
始まったからには、サヘルに教えてもらった通りに踊るしかない。
でもその激しい踊りに、練習の時と同様に、ふらついてしまう。
するとジャミレトさん側の女中達の間から、クスクス笑い声が聞こえる。
ダメ。気になって、踊りどころじゃないよ。
ふとアムジャドを見ると、口パクで”頑張れ”と言っている。
私は小さく頷くと、サヘルの言う通り腰をくねらせ、アムジャドに挑戦的な視線を送った。
やがて音楽が終わり、慌てて決めのポーズをとる。
薄い拍手が送られ、私は頭を下げて、サヘルの元へ戻った。
「よく最後まで踊り切りました。」
「なんとかだよ。全然ダメだった。」
そして立ち替わり、ジャミレトさんが中央に立つ。