砂漠での甘い恋~女医は王子様に溺愛される~
「国王……それでは、私達もモルテザー王国公認の医師として、働けるのですね。」
「ああ。こちらこそ、お願いしたいくらいだ。」
私は喜びの涙を流した。
「そしてもう一つ、二人の事だ。」
「はい。」
アムジャドが改めて座り直した。
「チナを、アムジャドの妃に迎え、将来の王妃としての仕事を任せようと思う。」
「父上!」
アムジャドは立ち上がり、顔を覆った。
まるで神に感謝しているようだった。
「チナの、アムジャドへの想い。そしてアムジャドのチナへの愛。二つとも別つ事ができないものだと、判断した。これからは、公に夫婦として一緒に暮らせばよい。」
「ありがとうございます。父上。」
「国王。なんてお礼を申し上げれば……」
泣きじゃくる私に、国王は微笑んでくれた。
「礼は、これからの役目を果たしてくれれば、それでいい。それよりも一人の親として、アムジャドを愛してくれた事。感謝しても感謝しきれない。」
「ああ。こちらこそ、お願いしたいくらいだ。」
私は喜びの涙を流した。
「そしてもう一つ、二人の事だ。」
「はい。」
アムジャドが改めて座り直した。
「チナを、アムジャドの妃に迎え、将来の王妃としての仕事を任せようと思う。」
「父上!」
アムジャドは立ち上がり、顔を覆った。
まるで神に感謝しているようだった。
「チナの、アムジャドへの想い。そしてアムジャドのチナへの愛。二つとも別つ事ができないものだと、判断した。これからは、公に夫婦として一緒に暮らせばよい。」
「ありがとうございます。父上。」
「国王。なんてお礼を申し上げれば……」
泣きじゃくる私に、国王は微笑んでくれた。
「礼は、これからの役目を果たしてくれれば、それでいい。それよりも一人の親として、アムジャドを愛してくれた事。感謝しても感謝しきれない。」