砂漠での甘い恋~女医は王子様に溺愛される~
「は、はい!」
本当のアムジャドを、教えて貰える時がやってきたのだ。
「僕はこのまま支度をして、国へ戻る。」
「うん。」
「そしてチナには、僕と一緒に国へ来てほしい。状況によっては、直ぐに結婚式をするかもしれない。」
「えっ?お父さん、危篤なのに?」
訳分かんない。
ああ、もしかして生きているうちに、花嫁を見せたいって事?
「そうだ。その後、僕は父の跡を継がなくては。」
「お父さんの跡……」
皆の頂点に立つのね。アムジャドが。
「チナ。黙っていてごめん。」
「うん。」
「僕は、アラブの小国、モルテザー王国の王子。跡を継ぐ皇太子なんだ。」
「えっ……」
目の前が、モノクロになった。
えっ?大会社の御曹司とか、そういうのじゃないの?
本当のアムジャドを、教えて貰える時がやってきたのだ。
「僕はこのまま支度をして、国へ戻る。」
「うん。」
「そしてチナには、僕と一緒に国へ来てほしい。状況によっては、直ぐに結婚式をするかもしれない。」
「えっ?お父さん、危篤なのに?」
訳分かんない。
ああ、もしかして生きているうちに、花嫁を見せたいって事?
「そうだ。その後、僕は父の跡を継がなくては。」
「お父さんの跡……」
皆の頂点に立つのね。アムジャドが。
「チナ。黙っていてごめん。」
「うん。」
「僕は、アラブの小国、モルテザー王国の王子。跡を継ぐ皇太子なんだ。」
「えっ……」
目の前が、モノクロになった。
えっ?大会社の御曹司とか、そういうのじゃないの?