次の演奏は花山南高校吹奏楽部ですっ!〜部活大好き彼氏が甘すぎる〜
第二楽章
|《波乱の強化合宿》
「パートごとに全員いるか、確認して!」
佐々木先輩が声を上げる。
今日から3泊4日の強化合宿だ。
コンクールメンバーもそうじゃない人も、楽器と3日分の着替えを持って長野に合宿に行く。
私たち打楽器4人はトラックから楽器を下ろしていた。
「暑っつい…」
「しょうがないよ〜、もう7月だよ」
「先輩〜、練習終わったらアイス買いに行きましょうよ…」
「気が早いよ〜」
管の人に搬入を手伝ってもらいながら、セッティングに向かう。
合宿に使う施設には体育館が設置してある。
初めて足を踏み入れる体育館で瞬時にセッティングすることも、コンクールの練習になる。
「渚!ティンパニこっちに持ってきて!」
「琴乃ちゃん!小物台ここ!」
「シロフォン運んでる子!こっちこっち!」
指示を出しながら動く。
…めっちゃ疲れる。
ある程度セッティングが出来たところで、先生がホワイトボードを指して話し始めた。
「打楽器終わったら、皆で荷物を泊まる部屋に置きに行きます!フルート、オーボエはここ、クラ、サックスはここ、トランペット、ホルンはここ、トロンボーン、低音、打楽器はここ、男子はここ!」
すばやく説明を終わらせると、大声で念を押してきた。
「別に他の部屋に遊びに行くのは良いけど、場をわきまえること!特にリア充たちは…」
私と柊は顔を見合わせる。
まぁ、柊がそんな先生みたいなやばいことをするはずがないから、安心だけど。
「ほら!早く荷物置いてきて!合奏時間減るよ!」
「パートごとに全員いるか、確認して!」
佐々木先輩が声を上げる。
今日から3泊4日の強化合宿だ。
コンクールメンバーもそうじゃない人も、楽器と3日分の着替えを持って長野に合宿に行く。
私たち打楽器4人はトラックから楽器を下ろしていた。
「暑っつい…」
「しょうがないよ〜、もう7月だよ」
「先輩〜、練習終わったらアイス買いに行きましょうよ…」
「気が早いよ〜」
管の人に搬入を手伝ってもらいながら、セッティングに向かう。
合宿に使う施設には体育館が設置してある。
初めて足を踏み入れる体育館で瞬時にセッティングすることも、コンクールの練習になる。
「渚!ティンパニこっちに持ってきて!」
「琴乃ちゃん!小物台ここ!」
「シロフォン運んでる子!こっちこっち!」
指示を出しながら動く。
…めっちゃ疲れる。
ある程度セッティングが出来たところで、先生がホワイトボードを指して話し始めた。
「打楽器終わったら、皆で荷物を泊まる部屋に置きに行きます!フルート、オーボエはここ、クラ、サックスはここ、トランペット、ホルンはここ、トロンボーン、低音、打楽器はここ、男子はここ!」
すばやく説明を終わらせると、大声で念を押してきた。
「別に他の部屋に遊びに行くのは良いけど、場をわきまえること!特にリア充たちは…」
私と柊は顔を見合わせる。
まぁ、柊がそんな先生みたいなやばいことをするはずがないから、安心だけど。
「ほら!早く荷物置いてきて!合奏時間減るよ!」