次の演奏は花山南高校吹奏楽部ですっ!〜部活大好き彼氏が甘すぎる〜
「じゃあ、高校からかな?」
「あ、いえ!少し兄貴に教えてもらいました!」
彼はそう言ってドラムに向かうと、そこにあったスティックで叩き始めた。
エイトビートだった。少しもたついている、けど、迫力のある音をしていた。
センスは…ある。
「…大丈夫そうだね!」
先輩はそう言った。私も同じことを思った。ただ、大丈夫ではあるけど、これから10種類以上の新しい楽器を覚えることになる。それを彼は考えてるんだろうか。
「どうだったよ!俺の演奏!」
「うん、良かったと思うよ、えっと…」
「柊!滝野柊 って名前!よろしく!君は?」
「木村渚、よろしく」
これから彼がどのくらい叩けるようになるかはわからないけど、期待はできるね。
もう1人も経験者だよ。
先輩たち2人が話しているのが耳に入る。
「なーぎさ!入部届け、渚の分も出てきたよ!」
「へ?」
こうして私は、校内で有名な「落ちこぼれ吹奏楽部」に、期待の新入部員として入ることになった。
「あ、いえ!少し兄貴に教えてもらいました!」
彼はそう言ってドラムに向かうと、そこにあったスティックで叩き始めた。
エイトビートだった。少しもたついている、けど、迫力のある音をしていた。
センスは…ある。
「…大丈夫そうだね!」
先輩はそう言った。私も同じことを思った。ただ、大丈夫ではあるけど、これから10種類以上の新しい楽器を覚えることになる。それを彼は考えてるんだろうか。
「どうだったよ!俺の演奏!」
「うん、良かったと思うよ、えっと…」
「柊!滝野柊 って名前!よろしく!君は?」
「木村渚、よろしく」
これから彼がどのくらい叩けるようになるかはわからないけど、期待はできるね。
もう1人も経験者だよ。
先輩たち2人が話しているのが耳に入る。
「なーぎさ!入部届け、渚の分も出てきたよ!」
「へ?」
こうして私は、校内で有名な「落ちこぼれ吹奏楽部」に、期待の新入部員として入ることになった。