いじめられっ子の彼氏はお医者様!!

パーティー

そして、パーティー当日

ピーピー

「37度9ぶ、今日は残念だけどダメだな......
両親からは、俺が電話しておくよ」

「大丈夫、私から電話する」

「そう、分かった。ゆっくり休んでな」

衣音里は、少し残念そうに「うん」と言った



その時

ブーブー

「パパ?」

「もしもし......」

「衣音里、衣装もこっちで用意してあるから安心して会場に来ていいからな」

「あっ、その事なんだけど......」

「じゃあ、楽しみにしてるよ!」

プチィ


言えなかった......今日は、お兄様もくる


......行かなきゃ!無理してでも、仕事に穴を開ける訳には行かない!!






そうして、衣音里は病院を飛び出した





すぐに、タクシーを捕まえて会場に向かった





< 13 / 25 >

この作品をシェア

pagetop