レモンの花«完»
如月『…月影、かぁ。』
屯所に戻った如月は1人縁側に
座っていた。
如月『言うべきかなぁ。
あ、烝相談するか。』
如月『烝、起きてる?』
山崎「なんや?」
如月は真夜中にもかかわらず、
山崎の部屋を訪ねた。
如月『烝、』
山崎「ん?」
如月『月影、知ってる?』
山崎「知ってるも何も…」
如月『僕…』
ギュッ
如月『あ…』
山崎「お前が僕って言う時は
甘えたい時やろ?
俺はお前を拒まん。言うてみ?」
如月『ありがとう…
僕、月影なんだ。』
山崎「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」
如月『みんな起きちゃう!!
しー!』