レモンの花«完»
如月『沖田さん、山南さんの部屋
知ってます?』




沖田「知ってますよ?」




如月『教えてくれませんか?
話したいことがあって。』




沖田「…分かりました。
いきましょう。」




私は沖田さんに連れられ、山南さんの部屋に来た。





山南「…話とは?」




如月『私のことです。
1人だけに話しておこうと思って』





山南「なぜ?」




如月『ここの人達は皆、山南さんを
信用しています。
それに山南さんは口が固い。
理由はもし、私が死んだら
伝えて欲しいからです。』




山南「…そうですか。
私でよければ聞かせてください。」



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