殺し屋×暴走族
「お前、かなりの高熱で道に倒れてたんだぞ?2日は丸々寝てたんだからな」
え…
そんなにも…
だから、こんなにも体が動かないんだ…
「お腹は?空いてるか?何か食べないと体も動かないだろ、ちょっと待ってろ」
そういうと、立ち上がって部屋から出て行った男の人。
あの人はあたしを助けてくれた。
この目を見ても何も言ってこなかった。
でも、本当は気味悪がっているかも…
今も、警察とか施設にでも電話してるんじゃないかな…
あたしの頭の中では、嫌な妄想しか膨らまない。