あやかしの集う夢の中で
「あっ、見て下さい。

黒い雲が消えて、明るい光が差し込んできています!」



「本当だ……。

これでもう舞ちゃんの大切な夢が夢妖怪たちに荒らされることはないんだね」



「みんな、あれを見てくれ。

舞ちゃんの大切な夢が輝き出して、辺りを明るく照らし始めた!」



桜介たちはどんどん変わっていく舞の夢の中の世界に驚き、興奮していた。



ついに自分たちは夢妖怪たちから舞の大切な夢を守ったのだ。



桜介は大切な仲間たちに囲まれながら、今のこの時を大切にしたいと心から思っていた。



自分には大切な仲間がいる。



この仲間と共にこれからも楽しい日々を過ごすという夢を叶えたい。



そんなことを願いながら。
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