隣には君がいる
始まり
今日から、夢の高校一年生ウキウキで早めに起きたあたしだった。
シャワーを浴びて綺麗なお姉様系のメイクをして、はりきってお母さんをおこしにいった。

『おかあさ~ん、朝だよぉ~』
そう言って、お母さんの体を揺らす。

ちなみに、あたしは立花心愛(タチバナココア)家族はぉ母さんと年の離れたお兄ちゃん2人とまだ、幼い妹!お父さんはいないんだぁ~。

『何よ~。心愛はりきりすぎじゃないの?』
『あったりまえじゃん。入学式だよ☆』
でも、はっきりいってまだ眠い。

『おはよぉ~』
長男の旬(シュン)優しくて、相談のってもらってる大好きなお兄ちゃん。

続いて『おはよぉ~』次男の連二(レンジ)旬にいとは違って、意地悪で何かとちょっかいかけてくる。

『心愛。はりきりすぎだし。』

『入学式まだ、だろ?』

旬にいがあたしの腕を引っ張った。

『ちょっと来い。可愛くしてやるよ。』

『俺も行くぅ~。』

朝から一番張り切ってるのお兄ちゃん達だと思うんですけど……。
< 1 / 7 >

この作品をシェア

pagetop