隣には君がいる
そして、授業も終わりやっと休めると思ったら、クラスや違うクラスから来た男子達に声をかけられる。
私はもういい加減に腹が立ってきて、顔が怒ってきてるのが自分でも分かる。
『あぁ~。苛つく~』
留季にも聞こえない位の声で言う。
『おい!!!』
?????????!!!!!!!!!!!
そこに立っていたのは、さっきの3年生だった。
皆みた瞬間、態度が変わり
『幸也先輩おはようございます。』
『うっせぇ。この子嫌がってるじゃねぇか。見て分からないか??』
幸也と名乗る男は、助けてくれたのか分からず、言って帰っていった。
『ごめんね。嫌だったんだ。』
男子達は、先輩をみた後から何も言わなくなった。
そして、学校が終わり皆それぞれ帰っていく。
『心愛帰ろぉ~』
留季が、下駄箱から叫んでいる。
『あたしちょっと用事あるから、先帰っててぇ~』
そう、わたしは委員長に選ばれ残ってやらなければ、ならなかったのだ。