また、明日も笑おうよ
例えば、放課後の教室で友達と空がオレンジ色になるまで話したり、体育祭や文化祭で思いっきり活躍したり、好きな人と手を繋いで一緒に登下校したり。
そんな誰もがする様な青春に、私はずっと憧れを持っていた。
親友もいて、恋人もいて、毎日キラキラした学校生活を送ること。それは私にとってはただの夢でしかなくて、そんな子達をいつも遠目から眺めるだけだった。
だって私は、太陽に憧れるだけのただの『影』だからーーーーーーー。