たまらなくて

からっぽ


キミが部屋を出てからさ 思い出してたんだ
楽しかった二人の日 必ず1回は喧嘩した
些細なことが気になって 恐る恐る聞くのに
キミはすぐにプリプリと ボクに怒るんだ

好きなんだ 好きだよね?
ボクの声は届いてる?
まるでからっぽな井戸に バケツ垂らすみたいに
感触が無いや

ワタシ部屋を出てからさ 思い出してたんだ
楽しかった二人の日 必ず1回は喧嘩した
些細なことが嫌になって 気分が落ちていく
キミはすぐには気づかず 腹が立っていく

好きなのに 好きだよね?
ワタシの気持ち知ってる?
まるでからっぽポケット 何か探すみたいに
手応えが無いや

からっぽなのは井戸?ポケット?
キミの心の奥の方
ボクの心の奥の方
からっぽとからっぽじゃ
埋めあえないのかな…

キミが待っていたのはいつもの公園
キミが来てくれたのはいつもより早い
からっぽとからっぽで手を繋いで帰ろう
二人ともからっぽなら
二人だけのを詰めていこう
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