君の好きな人が私だったらいいのにな。
春
高校1年生の春の日
「んん…う、るさ…。」
ぴぴぴぴ、となるアラームの電子音を少し乱暴に止めて、まだ重い身体を起こす。
「8時…、8時!?やばっ、このアラーム何回目よ…!?」
7時半にアラームをかけていたはずだから、スヌーズの回数的には4回目。
自分の寝起きの悪さに自分でもびっくりだ。
「ゆーまー?あんたそろそろ起きないとまずいんじゃないー?」
「わかってるー!今行く!」
杉野柚真【Yuma Sugino】今年の春から華の高校1年生だ。
ぴぴぴぴ、となるアラームの電子音を少し乱暴に止めて、まだ重い身体を起こす。
「8時…、8時!?やばっ、このアラーム何回目よ…!?」
7時半にアラームをかけていたはずだから、スヌーズの回数的には4回目。
自分の寝起きの悪さに自分でもびっくりだ。
「ゆーまー?あんたそろそろ起きないとまずいんじゃないー?」
「わかってるー!今行く!」
杉野柚真【Yuma Sugino】今年の春から華の高校1年生だ。
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