君の好きな人が私だったらいいのにな。
「あー美味しかったっ!」

「ねー、ほんと美味しかった。」


パフェを食べ終わって店を出ると

時間のわりに外が明るくて、季節の流れを感じた。


『にしてもあっついなー…。』

「今さっき店から出たばっかりなのにね笑」

『ほんとにな。』


店内の冷房で身体が冷やされていたのもつかの間

外は歩いて数分で、汗がにじむほどの暑さだ。


『んじゃーまた土曜日な!駅前で!』

「おっけー、またね、」

『暑いから体調気をつけなよ?』

「大丈夫大丈夫、私より氷室のほうが気をつけてね?」

< 101 / 439 >

この作品をシェア

pagetop