君の好きな人が私だったらいいのにな。
「柚真ー!こっちこっちー!」

「あっ羽瑠ー!おはよー、」

「おはよ!今日も相変わらず暑いねぇ、」


早くモールの中入ろ、と羽瑠に手を引かれて

私は慌てて隣に並んだ。


『にしてもお前らはほんとにいつも2人一緒に現れるよなぁ、』

『おい、なんかのモンスターみたいな言い方すんなよ笑』

『だってそーだろ?なぁ、柚稀、』

『まぁ、家隣なんでしょ?それなら時間ずらすほうが逆に不自然なんじゃない?』

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