君の好きな人が私だったらいいのにな。
「…………ありがと、助かった。」

『おう。つーか、まじで俺の好みだけで選んだけどよかったのか?』

「あんたが似合ってるって言ったやつは間違いないから、いいの。」

『んならいいけど。』


私にとっては、侑が選んだってところが1番大事なのに

きっと侑はなんとも思ってないんだろうな。


「………もっと布地少ないやつとか選ぶのかと思った。」

『あー。でもお前肌弱いじゃん。』

「肌…は、確かに弱いけど。」

『日焼けする範囲なるべく少ないほうがいいだろ、』

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