君の好きな人が私だったらいいのにな。
私が苦笑すると

私の隣にいる侑を見て、あーなるほどね、と羽瑠は笑った。


『おーい!侑、杉野、東雲ー!アイス食おうぜー!』

「あ!食べる食べるー!」

『颯は相変わらず元気だな、まじで。』

「……ほんとにね。」


置いてかれないように私らも行こ、と

私達は駆け出した羽瑠の背中を追いかけた。

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