君の好きな人が私だったらいいのにな。
「柚真ー!おはよー!」

「あっ羽瑠!おはよー、」

「これであと揃ってないの立花だけかー。……あ、来た!」

「うわ、すっごい荷物。」


羽瑠が指さした先には

とても1泊2日の旅行とは思えない量の荷物を持った立花が

おーい!と手を振っていた。


『お前すっげえ荷物だなあ、』

『侑もじゃん。ってなんだ、それ半分は杉野のか。』

『こっちは柚真のだっつーの。』

『さすが、モテる男は違うねぇ、』

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