君の好きな人が私だったらいいのにな。
「羽瑠!海!」

「んー…?…うわ!すごいじゃん!」


私達2人が海で大騒ぎしていたせいか

眠っていた立花もいつの間にか目を覚ましていた。


『………急に騒がしくなったな笑』

『ほんとだね笑』

「侑、あと何分?あと何分で着く?」

『あー、あと10分くらいじゃねぇ?』


どんだけ楽しみなんだよ、と侑に笑われたけど

この海を見てしまったらもう

着くのが楽しみでしょうがなかった。
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