君の好きな人が私だったらいいのにな。
「ワンピースみたいになってるんだ。さすが、高野だね、」

「え、ちょ、なんでそこで侑の名前が出てくんの。」

「だって高野が選んだんでしょ?それ、」

「なっ…!なんで知ってんの!?」

「ほらやっぱりー、」


わかるよそれくらい、と羽瑠は笑って

よかったね、と私の頭を撫でた。


「やっぱ柚真の肌を他の奴らには見せられないってことなのかなー、そのチョイスは。」

「ち、違うよ、私日焼けしたらすぐ赤くなるから、あんまり肌出ないやつって、」

「そんなの口実に決まってるでしょー?」
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