君の好きな人が私だったらいいのにな。
「あれ、そういえば氷室は?」

『まだ部屋から出てきてねぇよ、』


荷物まとめてるのかな?と私が言うと

その瞬間、ガチャ、と部屋のドアが開いた。


『あれ、待っててくれたんだ。』

「うん、羽瑠と立花先行っちゃったから笑」

『そっか。荷物整理してたらとまらなくなっちゃって、』

「わかるわかる、」


ちょっと整理しようと思っただけなのに

ついつい時間かかっちゃうんだよね。


『せっかく海に来たんだから俺達も早く行こっか。』

『そーだな。きっとあいつらもうどこにいるかわかんねぇぞ笑』


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