君の好きな人が私だったらいいのにな。
『13時すぎー!そろそろ飯にするかー!』

『だな、そっち戻るわー、』


ほら行くぞー、と侑は私の浮き輪を引っ張って泳ぎ

あっという間に浜辺についた。


「私達もなんか買いにいこっか、」

「だねー。並ぶかもだし、手分けしていこ。」

「さっき美味しそうなかき氷あったんだーっ。」

「かき氷って笑お昼ご飯買いに行くんだからね?」


いいから行こー、と羽瑠は私の手を引いて

屋台のほうへ歩いた。
< 152 / 439 >

この作品をシェア

pagetop