君の好きな人が私だったらいいのにな。
-侑side-


『っと、これくらい買えばいいだろ。』

『だね。後は颯にまかせて、俺らは先に杉野達と合流しようか。』


どこ並んでるんだろうな、と辺りを見渡しながら歩いていると

ナンパしているであろう男2人組が女の子に絡んでいるのが目に入った。


『あーゆーのにつかまってないといいけど…、ってあれ、東雲じゃねぇか。』


なーにやってんだあいつらは…。

予想が的中してしまい

俺達は急いで絡まれている東雲の方へ向かった。
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