君の好きな人が私だったらいいのにな。
「………でも、」
『ん?』
「多分、氷室にしか言わないことも、あると思うから。…柚真がもし、私にも言えないことで氷室に頼ったとしたら、その時は、」
『その時は、俺が全力で杉野の力になるよ。』
そう言った氷室の目は真剣で
私は目を逸らせなかった。
『ふっ、真剣な顔しすぎ。』
「そ、それは氷室でしょ?」
『そりゃ、東雲が真剣な顔してるから、』
「いーや、氷室のが先だしー、」
よくわからないテレビショッピングを眺めながらそんな話をしていたら
私はいつの間にか眠ってしまっていた。
-羽瑠side end-
『ん?』
「多分、氷室にしか言わないことも、あると思うから。…柚真がもし、私にも言えないことで氷室に頼ったとしたら、その時は、」
『その時は、俺が全力で杉野の力になるよ。』
そう言った氷室の目は真剣で
私は目を逸らせなかった。
『ふっ、真剣な顔しすぎ。』
「そ、それは氷室でしょ?」
『そりゃ、東雲が真剣な顔してるから、』
「いーや、氷室のが先だしー、」
よくわからないテレビショッピングを眺めながらそんな話をしていたら
私はいつの間にか眠ってしまっていた。
-羽瑠side end-