君の好きな人が私だったらいいのにな。
『……あ、そーだ。向こう帰ったらさ、そのままお前ん家行ってもいい?』

「え、別にいいけど…、、なんか用あるっけ?」

『いや、特にはねぇけど。俺ん家どーせ日中は俺しかいないし、暇だから。』

「いいよ、私もどーせ暇だし。」

『あ、あと課題写させて笑』

「それが目的でしょー。」


私が言うと

ばれた?と侑は悪戯っぽく笑った。


「………まあいいよ、」

『え、まじ?よっしゃ、』

「その代わり侑もちょっとはやってよね。」

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