君の好きな人が私だったらいいのにな。
侑にとっては

課題見せてくれる気が知れた幼なじみでも

私にとっては好きな人と一緒にいれる特権で

この場所だけは絶対に、誰にも譲りたくない。


『コンビニとうちゃーく。』

「羽瑠と立花、何食べるかな?」

『んー、颯は柚稀と同じでいいんじゃね?東雲は?』

「羽瑠朝そんなに食べるタイプじゃないからなー。」

『そーだっけ?柚真は食うよな、朝。』

「私はお母さんが毎朝トースト焼いてくれるから食べるけど。」


羽瑠の家は確か

家族みんな朝ごはんあんまり食べるタイプじゃなかったはず。
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