君の好きな人が私だったらいいのにな。
『随分長引いてたね。』

「んー、なかなか文化祭の出し物決まらなくて。」

『大変だったね笑…それで、何になったの?』

「コスプレ喫茶。氷室のクラスは?」

『俺のクラスはお化け屋敷だってさ。』

『そりゃあなかなか大変そうだな笑』


侑が言うと

氷室は苦笑しながら頷いた。


『えー、面白そーじゃん、お化け屋敷。柚稀が当番入ってる時に俺覗きに行こー。』

「お化け屋敷なんだから氷室が中に入っててもわかんないでしょ笑」

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