君の好きな人が私だったらいいのにな。
食べないとは言ってないじゃん!と私が言うと

じょーだん、と侑は笑って私の頭に手を置いた。


『うわ、すげえ人、』

「うちの高校の文化祭ってこんなに人気あったんだねー、」

『まあ、この辺だとでかいほうだしな。よくわかんねぇジンクスもあるみたいだし?』

「ジンクス?」


なにそれ、と私が首を傾げると

お前知らねぇの?と侑は苦笑した。
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