君の好きな人が私だったらいいのにな。
『…あ、終わったみたいだぞ、』

「ほんとだ。…なんかちょっとさみしーね、」

『ここ何週間か忙しかったもんなー。』


祭りのあとっていうのは

なんとなく、何歳になっても少し寂しい。


『まーあと2年はあるじゃん、とりあえず。』

「それもそっか、」


この後私たちは

合流した他の3人と無事片付けを終えて

いつもの様に帰路についた。
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