君の好きな人が私だったらいいのにな。
「じゃあ今日の放課後さ、氷室も誘ってカフェかなんかで考えよっか、クリスマスの予定。」


私が羽瑠の言葉に頷くと

今年はボーリングにしようぜー、と

早くも乗り気な立花が侑に言った。


『お前ほんとにそーゆーの好きだよなぁ笑』

『え、だって楽しくね?ボーリング、』


まあまたカラオケでもいーけどー、と笑う立花を

侑と羽瑠は呆れ顔で見ていた。
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