君の好きな人が私だったらいいのにな。
-羽瑠side-
「氷室、あのさ、まだ時間平気?」
放課後、柚真達と5人でカフェに行った後の帰り道
あの2人と分かれてから私は立花にはバレないように氷室を呼び止めた。
「ごめんね、カフェから出たばっかなのにまた呼びとめて。」
『いや、それは大丈夫だけど、話って…?』
「クリスマスの話なんだけど。…こんなこと、氷室に言うの最低ってわかってるんだけど、協力して欲しくて。」
『杉野と、侑のこと?』
「うん、そう。」
「氷室、あのさ、まだ時間平気?」
放課後、柚真達と5人でカフェに行った後の帰り道
あの2人と分かれてから私は立花にはバレないように氷室を呼び止めた。
「ごめんね、カフェから出たばっかなのにまた呼びとめて。」
『いや、それは大丈夫だけど、話って…?』
「クリスマスの話なんだけど。…こんなこと、氷室に言うの最低ってわかってるんだけど、協力して欲しくて。」
『杉野と、侑のこと?』
「うん、そう。」