君の好きな人が私だったらいいのにな。
『ま、俺達は今日1日ここで歌ってるしかねーなー、』

「だね、鉢合わせでも困るし。」

『俺ポテト頼もー。東雲と氷室も食いたいもんあったら頼むけど、』

「私のパフェでも食べよっかなー、」


クリスマスだしね、と笑うと

ケーキ買ってきたろ、と立花が笑った。


『俺ドリンクバー取ってくるよ、希望ある?』

「私メロンソーダー、」

『俺コーラー!』

『了解、メロンソーダとコーラね、』


氷室は私と立花の分のコップを持って

立ち上がった。
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