君の好きな人が私だったらいいのにな。
-1時間後-


「ゆーまー!侑くん来てるわよー!」

「わかった今行くー!」


リビングの方から大声で呼ぶお母さんの声が聞こえて

私は慌てて下に降りた。


『はよ。』

「お、おはよ。」

『今日なんか、あいつら揃いも揃って来られないらしい、』


柚真の方にも連絡入ってた?と言われて

うんついさっき、と私は頷いた。


『颯のやつボーリング行きたいとか言ってたけど、本人いないんじゃしょーがないよな、』

「んー…、確かに。」


どうしよっか1日、と私が言うと

いや待てよ、と侑は言ってにやりと笑った。
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