君の好きな人が私だったらいいのにな。
「あ、あの!」

『………あ、さっきの。』

「さっきはありがとうございました、」

『同期なんだしタメでいいよ、』

「それもそっか、」


私が笑うと

名前は?と彼は私に聞いた。


「杉野柚真、よく私が3組ってわかったねー、」

『俺は氷室柚稀【Yuzuki Himuro】。わかるよ、杉野さん達目立つからうちの学年で有名だし。』

「え、嘘、絶対侑のせいだー…。」




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