君の好きな人が私だったらいいのにな。
-15分後-


「あ!!いた!柚真達!」

「羽瑠ー!こっちこっち!」


私が手を振ると

両手に食べ物の入った袋を持った羽瑠が

ぶんぶん手を振り返したのが見えた。


「やっと合流できたー。結構前進んだね、」

「うん。てか、なんかすごいいっぱい買ったね、」

「どれも美味しそうだったからついねー、」


立花と氷室を見ると

立花も両手に袋を持っていて

その隣にいる氷室は、なんとも言えない表情をしていた。

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