君の好きな人が私だったらいいのにな。
[試験1週間前]
『あっちー、お邪魔しまーっす。』
「上がってて、お茶持ってく。」
『おうー。』
普通自分の好きな人が家に来たら
もう少し緊張とかあるだろう、と思うけど
そこはやっぱり幼なじみだからなのか
侑が私の部屋にいてもなんの違和感もない。
「あーこら、くつろいでどーすんの。」
『わりわり、ちょっとだけ。』
「しょーがないなぁ。」
侑はごろん、とカーペットの上に寝転がって
その辺にあった漫画を勝手に読んでいる。
『あっちー、お邪魔しまーっす。』
「上がってて、お茶持ってく。」
『おうー。』
普通自分の好きな人が家に来たら
もう少し緊張とかあるだろう、と思うけど
そこはやっぱり幼なじみだからなのか
侑が私の部屋にいてもなんの違和感もない。
「あーこら、くつろいでどーすんの。」
『わりわり、ちょっとだけ。』
「しょーがないなぁ。」
侑はごろん、とカーペットの上に寝転がって
その辺にあった漫画を勝手に読んでいる。