君の好きな人が私だったらいいのにな。
「あー、私と羽瑠はベッドで、侑達は床。」

『お前…、ひでぇ扱いだな。』

「何よ、しょーがないでしょ?」

『…………普段は俺もベッドにいれてくれるくせに。』

「お母さんの前で嘘言わないでよ!入れてないからね!?」


じょーだんじょーだん、と侑は笑って

キッチンにあるおぼんを手に取った。


『んじゃ、オムライスいただきます。』

「はぁーい、ゆっくりして行ってねー。」

「ちょっと、はぐらかすのやめてよ!?」

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