君の好きな人が私だったらいいのにな。
さらっとそーゆーこと言ってくるくせに

私のことなんとも思ってないところがまたずるい。


『ほら部屋戻るぞー、』

「わ、わかってるわよ!」

『何怒ってんだ?そんなに俺と寝てるってことにされんの嫌だった?』

「べ、別に怒ってない。そ、そもそも一緒に寝てないしっ…!///」


本当に思わせぶりな奴だ。

でも、それにのせられてしまうチョロい私も私だと思う。

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