君の好きな人が私だったらいいのにな。
私達が言い合っていると

まあまあもう終わったんだしいいじゃん、と羽瑠が私の手を引いた。


「甘いもん食べに行くんでしょー?」


ほら早く行くよー、と

私の手を引いて、羽瑠は歩きだす。


『甘いもの?これから食べに行くの?』

『試験終わったし糖分補給だってさ笑』


まだ状況が掴めきれていない氷室も連れて

私達はよく行くカフェに向かった。
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