君の好きな人が私だったらいいのにな。
「うわー!きたきた!」

「すっごいじゃん!柚真のもこっち並べて写真撮ろ!」

「撮る撮る!」


運ばれてきた羽瑠のパフェを隣に並べて

パシャパシャ、と何枚か写真を撮る。


「おっけ、」

「めっちゃ美味しそうだね、」

「ほんと、これにして正解ーっ。」

『…すげぇテンションのが上がりようだな笑』

「うっさいー。……あげないからね?」


全部私のだもん、と言うと

ちぇー、と侑は口を尖らせた。
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