君がいるだけで、世界は輝く
桜喜vr.

俺達は、1番上に行くために、エレベーターに乗った。

よし、俺、話しかけろ!

「あのさ、スカイツリーって、初めて?」

「ううん。ちっちゃい頃に来た事がある
 くらいなんだ。」

「そっか、俺も超久しぶり。」

「一緒だね!」フフッ

っ、かわいっ

「…そうだな」

チン!

「あ、着いた。」

「よし、行こ?」

「うん!」

すっげ、

「綺麗だな」

「そうだね〜」

やばい、めちゃくちゃドキドキする…

「あ、ねぇねぇ、あそこに見えるのって、
 富士山じゃない?」

「あ、ほんとだ、今日は雲がなくて
 よかったな。」

「うん!…って、あれ、みんなは?」

確かに、いつの間にかいなくなってる。

「ほんとだ、あいつら、どこ行ったんだよ」

「電話してみるね、」

「あ、うん」

プルルルルプルルルルプルルルルプルルルル

「出ないなぁ」

「俺も掛けてみる」

プルルルルプルルルルプルルルルプルルルル

『おう。どうした?』

「どうしたじゃねぇよ。どこいんだよ?」

『えっと、スカイツリーの下
 俺らは、優しいから別行動してやってる』

「俺、そんなの頼んだ覚えねぇんだけど」

『そうか?心の声が聞こえたぞ?』

「集合は?」

『するわけねぇだろ』

「はぁ、分かった」

なんなんだよ!まぁ、嬉しいけど、

水川さんは、嫌だよな…

「別行動だってさ、」

「え?」

だよな、そう言う反応するよな…

「嫌、だよね?帰ろっか。」

「もう少しだけ…」

「え?」

「もう少しだけ、遊んでいきたいです。」

ま、マジで!?めちゃくちゃ嬉しい

「…分かった。遊ぼっか。」

「ほんと?」

「遊ばないの?」

「遊ぶ!」

クスッ

あ、笑っちゃった、
でも、めちゃくちゃ可愛いんだもん。

しょうがないよな…

「何して遊ぶ?」

「うーん、」

ぐううぅぅ

「///えっと、ご飯食べたいです。」

「フフッ、いいよ」

ね?超絶可愛いすぎるよ…俺大丈夫かな?

ご飯を食べた後、俺達はショッピングモールに移動した。

「何か欲しいものとかある?」

「うーん、特にないかなぁ」

「じゃあ、アクセサリーショップに行こ?」

「うん!」

ネックレス、欲しそうだな…

「どっちが、可愛いと思う?」

「え?ネックレス?」

「えっと、、、母さんの誕プレ」

言ったら、絶対大丈夫って、言うよな…

「私は、こっちの方が好き」

「ありがと」

そこまで高い店に入んなくてよかったな…

「付き合ってくれてありがと」

「全然」

「はい。」

びっくりしてるwww

「付き合ってくれたお礼、」

「え?でも、お母さんへの誕プレって、」

「貰ってくれない?ダメ?」

「え?あ、貰います。」

「あり、がと」

やった、喜んでくれた…!
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